HOME > 新セミナーシステムのご案内

新セミナーシステムのご案内

新セミナーシステムの特徴

オステオパシーの汎用性、適応領域の広さ、奥深さに対して、いつ、どのように、どこから学ばなければならないかという疑問をより解決しやすく構成されたシステムです。

  • Point.1各テーマを短期間で修了!

    オステオパシーの根幹の概念を継承しつつ、これまでの「膜シリーズ」を中心とした系統的システムを細分化し、各テーマを短期間で修了し積み重ねることができます。

  • Point.2ニーズに合わせて受講開始!

    基礎コースの各セミナーにおいて到達目標を掲げ、2日間のセミナーを1回として、2~3回でひとつのテーマが修了となります。つまり、「得意分野を深めたい」、「弱点を補強したい」、「根幹の膜だけを学びたい」など、受講者のニーズによってオステオパシーをどの方向からも開始でき、そして深められるシステムです。

  • Point.3全国主要都市で開催!

    セミナーの開催は全国の主要都市においてスケジュールされています。

  • Point.4触診能力に重点!

    これまでは、JOPAのセミナーで必要となる触診練習を「オステオパシー基礎訓練コース」として開催しておりました。新システムでは、基礎コース(A~D)の冒頭に、それぞれのテーマに必要となる触診練習を組み込んでおりますので、効率よく、実践的な触診技術を高められるように構成されております。

  • Point.5アドバンスレベルへ!

    基礎コースの全てを修了すれば、臨床に大きな効果を出せるアドバンスのセミナー(中級コース)に進めます。

  • Point.6JCEOへ!

    基礎コースと中級コース後のそれぞれの試験に合格すれば、更にレベルの高い日本クラニアル教育機構(JCEO)のセミナーに進めます。

  • Point.7圧巻の高レベルセミナー!

    セミナー数は全体的には以前のシステムよりも増えてはいますが、全ての分野をマスターすることが出来れば、技術的にはかなりのレベルに到達することも可能です。JCEO認定試験合格者に参加が認められるクラニアルフィールドや脳の神経核などのセミナーは圧巻です。

  • Point.8テクニックだけを教えるのではない!

    JOPAで教える基礎コース(A~D)は、オステオパシーの基本的なテクニックですが、単にテクニックを教えるのが目的ではなく、身体への介入方法を教えることを最終的な目的としています。例えば、「筋膜リリース」であれば、通常は筋膜を単にリリースさせることを目的としますが、当コースは、膜を使ってどのように他の組織や器官など人体に深く介入していくのかを教えます。これが、JOPAと他の団体が開催しているセミナーとの決定的な違いです。

以上のように、オステパシーの中で興味をもったセミナーのみを選択できるプログラム構成でありながら、JCEOのプログラム(上級者コース)に進めば、下村彰慶の臨床方法論や劇的な開放がおこるオステオパシーテクニックなどを修得できるプログラム構成となっているのが、JOPAの新セミナーシステムの大きな特徴です。

尚、これまでJOPAセミナーで研鑽されてきた方々は、旧システムにおける各自の修了段階(テストに合格しているレベル、およびセミナー修了レベル)を反映して新システムに移行することになります。そのため、新システムにおいて修了に値するセミナーは受講免除となりますが、教授する内容や実技などは一新しておりますので、ご興味のあるセミナーは是非ご受講ください。

新セミナー受講の流れ

大きなサイズ(PDF)で見る

新セミナー受講の流れ

単発・オプションセミナー(PDF)についてはこちら

各コースの概要

  • A内臓マニピュレーション

    このコースは、内臓の位置解剖と触診、そして評価をどのようにして行うのか? というコースからスタートします。
    そして、段階ごとに各臓器へのアプローチを学んで頂くように構成していますが、アドバンスコースでは、さらに強力なリリーステクニックをお伝えいたします。
    多くの方は、「内臓マニピュレーション」というネーミングから、「内科系疾患に対応したものでは・・・?」と考えられる方も多々おられる事と思います。しかしながら、ここでの「内臓マニピュレーション」というのは、実質臓器に直接働きかけるのではなく、内臓を繋ぎとめている間膜に働きかけ、内臓本来の固有の動きを取り戻そうとするものです。その結果として、内臓の問題にも影響を与えますし、骨格との連結の関係から筋骨格系の問題、例えば脊柱のみならず四肢の痛みや関節可動域制限と言ったような症状のものにまで影響を与え、驚くような効果を出すことは全くもって珍しくありません。
    勿論、臨床で使えるようにするためには、解剖の知識なども当然必要になりますが、こういった事も楽しみながら学べるようにコース立てをしています。
    是非多くの臨床家の方に学んで頂きたいコースの1つです。

  • BFascia(膜)アプローチ

    このコースは、膜に特化したコースとなっており、各段階のコースごとに対応した「膜の触診」が組み込まれ、膜に対する感覚を少しずつ磨きながら技術レベルも引き上げるように組み込まれています。近年になって、やっと「筋膜」という組織が多くの分野で注目を集め研究されるようになってきましたが、まだまだ未解明の部分も多く、これからというところでしょう。
    今後の研究発表が注目されるところですが、オステオパシー創設者であるA.T. Still MD., DO. は、今から約130年前にこの膜の重要性について説いています。一例を挙げますと、「膜は病気の原因を探すべき場所であり、行動を始めるべき場所である」 これがどういう意味なのか・・・は「Fascia(膜)アプローチ」を深く学んでいくことで、筋骨格系の関節可動域だけを改善する目的ではない・・・という本当の理由を理解していただけると思います。
    全身に張り巡らされた膜にどのような働きがあるのか? その膜が障害を受けた時にどの様なことが起こるのか? そして膜の評価と治療をどのように行うのか? など、多くのことについて皆さんと共に学んでいきたいと考えています。
    我々の協会(JOPA)は、日本において膜についての歴史と技術を一番多く蓄積しており、技術レベルでいかなる手技療法団体に対しても後塵を拝することはないと考えています。
    「膜」それはとても深遠な学問であり組織かもしれませんが、理解できるようになるととても興味深く、面白く、かつ芸術的な結果を生み出せる分野であることに違いありません。

  • C脊柱・骨盤マニピュレーション

    脊柱や骨盤は、身体を支えるための最も大切な支柱でもあります。そして、この分野を扱うためには、脊柱や骨盤が正確に触診でき、どこにどういった治療をするのかモーションパルペーションを行った上で評価が出来なければ効果を出すことは難しいでしょう。しかし、十分な訓練をしなかったが為に、正確な評価が出来ずに違ったところをマニピュレーションすることで、逆に症状を悪化させてしまうことが一般的に多く見受けられます。
    マニピュレーションで医療過誤が多いのがこの分野です。そして、よく「危険だ」・・・等とも言われます。しかしながら、この分野においても熟練された講師によって基礎から「触診」と「モーションパルペーション」そして「評価」を学び、訓練をした上で用いると、治療時間は短縮され劇的な効果を生むのもまた事実であり、危険なく安全に治療できます。当協会は豊富な講師陣の中からでも特にこの分野において選りすぐれた者を講師としています。
    そして、このコースも他のコースと同様、触診とモーションパルペーション、そして「フライエットの法則」などを学び「評価」をするコースからスタートします。これによってどこの脊椎骨(関節)を治療すれば良いのかが理解できるようになります。
    そして、「フライエットの法則」と筋の収縮を用いた「マッスル・エナジーテクニック(MET)」という直接法ながら痛みも危険性も全くないテクニックから技術を学び始め、次のステップとしてインダイレクトテクニック(間接法)へと段階を追って進めるようにしています。
    そして中級コースには、HVLAも用意しています。
    従って、学びたい方も迷っておられる方も、どうぞ安心して学んでください。

  • D四肢マニピュレーション

    四肢と脊柱とを「生命」の重要性で比較した場合、解剖・生理学等を学んでいない者でも恐らく100%の方が脊柱の方が大切と答えるでしょう。勿論、その答えは正解です! しかしながら、身体の「機能と構造」に対してどちらが重要か・・・となってくると、一概にそうとは言えなくなってきます。その一番良い例が「腸骨のせん断」です。これは、仙骨に対して腸骨が頭側又は尾側に変位している場合を言いますが、この問題の真の原因の多くは、四肢にあり、筋膜の張力を介して腸骨を上方もしくは下方に変位させています。せん断の原因が四肢にある場合、骨盤を矯正するだけでは外力が加わるとすぐ症状が再現してしまいます。ところが、プライマリーである四肢を矯正すれば、せん断は自動的に修復され、骨盤を矯正しなくても症状は再現しません。
    また、脊柱の弯曲や内臓の問題に対しても、膜を介して影響を与えます。シーソーでバランスが取れている所に軽い物を乗せてもシーソーは傾きますよね・・・。それと同じことだと思って頂ければ理解して頂けると思います。
    勿論、このコースも触診と評価からスタートし、テクニックへと移行していきますので、非常に理解しやすいと思います。
    「小さな関節は大きな関節を支配する」 この言葉の持つ意味がどういうことか・・・?は当コースで学んで頂くと解決するでしょう。
    恐らく、「目からウロコ」になると思います。
    少々品のない言い方ではありますが、「大穴」のセミナーになることでしょう。

  • N頭蓋ベーシック

    このクラスでは、頭蓋縫合の触診、コンタクト、病変の評価、矯正などについての基本を教えます。
    「頭蓋・仙骨療法」と言えば、頭蓋と仙骨のみにコンタクトし、治療するものと勘違いされている方が多いと思いますが、実際はそうではなく、他のテクニックなどとも組み合せて用いるべきものです。従って、オステオパシーの本場アメリカでは、他のテクニックを学んだ後、最後に教えるのが「頭蓋領域のオステオパシー」となっています。
    頭蓋・仙骨を含めた問題を解決することで、体幹など他の広い分野にまで強い影響を出すことに、きっと皆さんは驚かれることでしょう。
    このコースは、基本的内容を3日間で教えるように構成されています。

JOPA新セミナーシリーズに寄せて

2007年にJOPAを設立し、オステオパシーの根幹である膜(Fascia)を軸とした系統的セミナー「膜シリーズ」を全国的に開催して参りました。 その後、設立10周年を区切りとして、軸となる膜シリーズに「関節系」や「内臓系」などの器官や臓器、疾患など、いわゆる「枝葉」と言われるセミナーを追加し、オステオパシーの更なる深みを教授する展開を計画しておりました。
しかし、昨今の日本の医療における飽和し拡散しすぎた内容のセミナーと当協会のセミナーのテーマや目的とを鑑みると、オステオパシーを日本に根付かせるためには、セミナーシステム自体を抜本的に改善する必要性があるという結論に達しました。

そこで、私及び理事役員と講師とで綿密なミーティングを繰り返し、装いも新たな新システムを構築し皆様にご提供させて頂きます。

この度のJOPA新システムの大きな特徴は、オステオパシーの根幹の概念を継承しつつも、修得するのに長期間必要とされてきた系統的システムを細分化し、更に1つずつのテーマを短期間で修了し積み重ねることができることです。

また、各セミナーにおいて到達目標を掲げ、基本的な2日間のセミナーを1回として、2~3回でひとつのテーマが修了となります。
1つのテーマは、最短でも約3ヶ月で修了できますが、受講生のスケジュールや都合で受講できない場合でも、近日中に当該セミナーを他の都市で振り替え受講できるようにスケジュールしております。 尚、セミナーの開催スケジュールは基本的にこれまで通り主要都市において構成いたします。

オステオパシーは独立した医療システムでありながら、適応領域があまりにも広く、さらに奥深さも兼ね備えているために、セミナーにおいては、いつ、どのように、どこから学ばなければならないかという暗中模索な状況で留まっている方も多かったと思います。
そこで、今回の新システムでは、皆さんのニーズ、例えば「得意分野を深めたい」、「弱点を補強したい」、「根幹の膜だけを学びたい」など、オステオパシーをどの方向からも開始できる、そして深められるようにカリキュラムを構成しております。
また、JOPAで教える基礎コース(A~D)は、オステオパシーの基本的なテクニックですが、単にテクニックを教えるのが目的ではなく、身体への介入方法を教えることを最終的な目的としています。例えば、「筋膜リリース」であれば、筋膜を単にリリースさせるのではなく、膜を使ってどのように他の組織や器官など人体に深く介入していくのかを教えます。これが、JOPAと他の団体が開催しているセミナーとの決定的な違いです。
更に、これまで開催されておりました「オステオパシー基礎訓練コース」の内容は、この度の新システム内において、セミナーごとに解剖学や触診練習ができるように分散し盛り込むことができましたので、これまで以上に必要に応じた形・内容を学ぶことができます。


このようにセミナーシステムにおいては、受講生の立場から効率よく学べるようにスケジュールを設定しておりますが、オステオパシーを修得するためには、やはり全ての領域を隈無く修了・修得する必要があると思います。
基本的なテーマを全て修了し、コースごとのベーシック試験に合格し(合格者には認定証を発行)、中級コース修了後に日本クラニアル教育機構(JCEO)認定試験に合格することで(合格者には認定証発行、及びJCEOメンバーに自動的に登録)、更にレべルの高い上級コース(JCEO)のセミナーに参加出来ます。また、もしベーシック試験に合格されなかった場合でも(試験を受けなくても)、中級コースまでは進めます(中級コースには頭蓋オステオパシーも含まれます)。
尚、これまで10年あまりJOPAのセミナーで培われてこられた方々は、新システムに魅力を感じられ初めから受講することも勿論出来ますが、合格されたレベルに該当するセミナーを受講免除とした上で、更にレベルの高いセミナーへ移行できるようにしております。また、膜の総合評価を合格されている方につきましては、JCEOのメンバーとして扱われ、上級コースのセミナーからの受講も可能となります。

全体としては、セミナー数は以前のシステムよりも増えてはいますが、全ての分野をマスターすることが出来れば、技術的にはかなりのレベルに到達することも可能です。特にJCEO認定試験合格者以上でないと参加できないクラニアルフィールドや脳の神経核のセミナーは圧巻です。

オステパシーの中で興味をもったセミナーのみを選択できるプログラム構成でありながら、JCEOのプログラムに進めば、下村彰慶の臨床方法論や劇的な開放が起こるオステオパシーテクニックなどを修得できるプログラム構成であることが、この度の新セミナーシステムの大きな特徴と言えます。

JOPAは、オステオパシーを更に日本に広め根付かせるために、日本独自の医療システムに応じて、皆様が真のオステオパシーを学び、その可能性や無限性を感じられ修得に邁進される一助となれるよう願い、再出発いたします。

皆様とセミナー会場でお会いできる日を楽しみにしております。

日本オステオパシープロフェッショナル協会 会長 下村彰慶